【病院・医療法人】2019年 M&A事例 3選

「病院・医療法人」「2019年」
 ※2019年度の国内M&A(株式取得)において、公表されたM&Aの事例となります。

総合メディカルホールディングス(9277)、
病院内の売店運営の滋賀文教綜合サービスを子会社化

公表日 2019年6月28日
取得価額 非公表
資金調達方法 株式譲渡

総合メディカルホールディングスは、病院内の売店やコンビニエンスストアなどを運営する滋賀文教綜合サービス(大津市)の全株式を取得し子会社化することを決議しました。

売り手企業

(株)文教

総合メディカルホールディングス(株) 子会社

買い手企業

滋賀文教綜合サービス(株)

滋賀文教綜合サービス株式会社は、病院内の売店やコンビニエンスストアなどを運営しています。
文教は、病院内の売店・コンビニ、レストランなどの事業を関東、中部、九州を中心に約100病院で展開しており、今回、滋賀文教綜合サービスを傘下に取り込み、関西での営業基盤を強化します。

バンドー化学<5195>、整形外科向け医療機器メーカーのAimedic MMTを子会社化

公表日 2019年4月5日
取得方法 株式譲渡
取得価格 10,550,000,000円

バンドー化学は、整形外科向け医療機器メーカーのAimedic MMTの全株式を、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループから取得し子会社化しました。

売り手企業

Aimedic MMT

ポラリス第三号投資事業有限責任組合

(東京都港区。売上高32億8000万円、営業利益5億5500万円、純資産40億1000万円)

買い手企業

バンドー化学(株)

Aimedic MMTは、整形外科向け医療機器で高いブランド力と販売力を持ちます。
バンドー化学は、経営の柱の一つとして伸縮性ひずみセンサー「C-STRETCH」を活用した医療機器・ヘルスケア機器事業の育成に取り組んでおり、同社を傘下に迎え、医療事業体制を一挙に取り込む。としています。

アサヒホールディングス<5857>、マッサージチェア最大手子会社のフジ医療器を台湾ジョンソンヘルステックに譲渡

公表日 2019年10月29日
調達方法 株式譲渡
取得価額 6,700,000,000円

アサヒホールディングス(HD)は、マッサージチェア最大手で全額出資子会社のフジ医療器の株式60%を、台湾のフィットネス機器メーカーであるジョンソンヘルステックに譲渡することで基本合意しました。

売り手企業

(株)フジ医療器< アサヒホールディングス(株)>

大阪市。売上高182億円、営業利益10億7000万円純資産41億7000万円

買い手企業

ジョンソンヘルステック

フジ医療器はマッサージチェア事業の国内最大手であり、長期に培った商品開発力や独自の販売網に強みがあります。同事業をさらに成長させるため、医療器販売代理店であり、全世界に30の販売子会社、300店強の直営店を持つジョンソンヘアテックと協議を重ねており、今般[フジ医療器を両社の合弁会社とし、両社の経営資源を活用しながら海外事業を拡大する]ことに合意し、基本合意契約を締結しました。