【2019年】【教育・コンサル】M&A取得価額ランキング

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※年度内のM&A(株式取得)において、評価額が公表されたM&Aのみのランキングとなります。

【第1位】チエル(3933)、高校生向け進学説明会を手がける昭栄広報とエーアンドシーを子会社化

公表日 2019年6月13日
取得価額 683,000,000円

チエル株式会社は、株式会社昭栄広報及び株式会社エーアンドシーの株式を取得し、子会社化することについて決議いたしました。

チエルは、学校教育ICT専業のメーカーとして創業し、上場後は「学校教育」を中核としてグループ会社を増やし、事業領域を拡大してきました。昭栄広報及びエーアンドシーは、昭栄広報を中心として高校生を対象とした進学相談会を行っています。チエルは、昭栄広報が高等学校、大学及び専門学校と多数の接点を有しているとともにICT化による事業拡大が可能と判断したことからシナジーが見込まれ株式取得を決議しました。
 

売り手企業

(株)昭栄広報

(株)エーアンドシー

 

買い手企業

チエル(株)


昭栄広報 

所在地 東京都千代田区
売上高 13億円
営業利益 100万円
純資産 10億4000万円


エーアンドシー

所在地 東京都千代田区
売上高 4200万円
営業利益 500万円
純資産 3500万円

【第2位】ユーザベース(3966)、新規事業開発支援を提供するアルファドライブを子会社化

公表日 2019年11月13日
取得価額 505,000,000円

株式会社ユーザベースは、株式会社アルファドライブの株式を取得し、同社を子会社化することを決議しました。

ユーザベース社は、子会社である株式会社ニューズピックスが運営する[NewsPicks]においてスタートしている、法人に特化した「NewsPicks forBusiness」と、アルファドライブ社が手掛ける企業の新規事業開発支援に特化した事業の事業統合を行うことで、さらなる事業成長、およびカルチャーの一体化においてもスムーズに行くと考え、今回の子会社化を決定した。としている。

売り手企業

麻生要一氏((株)アルファドライブ代表取締役社長)ら

東京都千代田区。売上高1億5600万円

営業利益8710万円、純資産6280万円

買い手企業

(株)ユーザベース

【第3位】ヤマノホールディングス(7571)、個別指導塾「スクールIE」FC加盟店大手のマンツーマンアカデミーを子会社化

公表日 2019年12月20日
取得価額 470,000,000円

株式会社ヤマノホールディングスは、株式会社マンツーマンアカデミーの株式取得により子会社化することについて決議しました。

ヤマノホールディングスは、成長戦略の柱であるM&Aにより、既存事業以外のマーケットにおいても、積極的に新規事業の開拓を進めています。マンツーマンアカデミーは、株式会社やる気スイッチグループが全国展開する個別指導塾「スクールIE」のFC加盟店事業を主力事業とし、20年以上に渡って生徒数全国No.1の実績を誇るメガフランチャイジーです。
今回のM&Aに至った理由は、創始者・山野愛子の事業の原点が「美容」と「教育」であること、また、市場環境が消費の路線に変化していることでヤマノホールディングスのM&Aの方向性も「コト」消費の路線に変更していることにあります。ヤマノホールディングスは、今回の「教育事業」に対するM&Aは、当社の事業の原点とM&A戦略を繋げるものとなる。としています。

売り手企業

伊藤和則氏(マンツーマンアカデミー(株)代表取締役)

千葉県旭市 売上高6億1800万円 営業利益3600万円 純資産7億3700万円

買い手企業

(株)ヤマノホールディングス