【2019年】【化学】M&A取得価額ランキング
【第1位】昭和電工(4004)、日立化成<4217>を子会社化へ〈9640億円のTOB〉
公表日 | 2019年12月18日 |
取得価額 | 964,058,150,890円 |
昭和電工は18日、日立製作所傘下で東証1部上場の日立化成に対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表しました。昭和電工は、日立製作所傘下で東証1部上場の日立化成に対して完全子会社化を行い対象者の事業活動の支配及び管理を行うことを主たる目的にTOBを実施すると発表しました。
日立化成の株式51.24%を保有する親会社の日立はTOBに応募することで合意しています。
買収金額は最大9640億円。
日立化成(株)
(株)日立製作所
HCホールディングス(株)
<昭和電工(株)>
【第2位】日本ペイントHD(4612)、豪州の塗料最大手デュラックスを3005億円で買収
公表日 | 2019年4月17日 |
取得価額 | 300,500,000,000円 |
日本ペイントホールディングス株式会社は、豪州・ニュージーランドを中心にハイブランドの塗料・DIY用品の製造販売事業を行う豪州証券取引所に上場する DuluxGroup Limitedの発行済株式の 100%の株式取得に関する手続きが完了し、Dulux を子会社化しました。
取得価格は3005億円(37億5600万豪州ドル)。
DuluxGroup Limited
(HSBC Custody Nominees (Australia) Limited 、JP Morgan Nominees Australia Limitedほか)
(オーストラリア)
日本ペイントホールディングス(株)(大阪)
【第3位】DIC(4631)、BASF社(ドイツ)が保有するBASF Colors & Effects GmbH等18社を子会社化
公表日 | 2019年8月29日 |
取得価額 | 116,200,000,000円 |
DICは、ドイツの大手化学メーカー BASF社が保有するBASF Colors & Effects GmbH等、顔料事業に関する技術、特許などの知的財産及び株式買収に含まれない営業権などの資産及び当該事業を構成する18社の株式取得を決めました。
本買収により、当社は市場での評価が高い高機能製品をポートフォリオに取り込み、機能性顔料事業を拡大することでカラービジネスの持続的成長にコミットすることで、企業価値向上に繋げます。
BASF Colors & Effects GmbH、BASF Colors & Effects USA LLCなど18社<BASF>(ドイツ)
売上高約1170億円、純資産約1043億円
DIC(株)(東京)